現在の鹿児島県と宮崎県の一部が、昔、薩摩・大隅・日向と呼ばれ、薩摩藩(島津氏)の支配下にあった時代、 この地方では浄土真宗(一向宗)は禁じられていました。
浄土真宗禁制時代、薩摩の念仏に生きる人々は、厳しい弾圧が繰り返される中においてもお念仏を決して捨てず、洞窟や家財に本尊を隠し信仰を守りぬいた、その史跡・史料を「かくれ念仏」と呼んでいます。
このページは、真宗興正派鹿児島教区伝道誌『みあかし』でかくれ念仏の特集を連載したときの記録を元に作成したものです。
鹿児島市街地のかくれ念仏
南薩方面のかくれ念仏
北薩方面のかくれ念仏
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